通信サービスにドメインを接続する方法

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質問

以下のドキュメントに従って通信サービス(Azure Communication Services)に、ドメインの接続しようとしたところ、確認済み(検証済み)のドメイン(Verified Domain)が表示されません。

クイック スタート: 検証済みメール ドメインを Azure Communication Service リソースに接続する方法

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回答

通信サービス(Communication Services)と、メール通信サービス(Email Communication Services)のデータの保存場所が一致しているかを確認ください。

データの場所について

「通信サービス」のデータの場所は、チャット メッセージやリソース データが保存される場所です。
データの保存場所

「メール通信サービス」のデータの場所は、Emailメッセージ コンテンツやドメイン送信者のユーザー名が保存される場所です。
Email

確認箇所

通信サービスにドメインの接続をするためには、以下のドキュメントに記載させていただいているように、通信サービスおよびメール通信サービスのデータの場所が一致している必要があります。

クイック スタート: 検証済みメール ドメインを Azure Communication Service リソースに接続する方法

注意
地理的な場所が同じドメインの接続のみが許可されます。 リソースの作成時に選択された通信リソースとメール通信リソースのデータの場所が同じであることを確認してください。

  • 「通信サービス」のデータの場所
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  • 「メール通信サービス」のデータの場所
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留意点

「通信サービス」および「メール通信サービス」のデータの場所については、各リソースの作成時に設定いただく項目となっており、リソース作成後に変更いただくことはできません。そのため、もし「通信サービス」と「メール通信サービス」のデータの場所が一致していない場合には、データの場所を設定しなおすために新規でリソースを作成いただく必要があります。

また、「通信サービス」では対応しているデータの場所であっても、「メール通信サービス」では対応していない場合があります。本記事を執筆している 2023/6/16 時点では、「通信サービス」は Japan に対応していますが、「メール通信サービス」は Japan には対応していません。そのため、メール通信サービスをご利用いただく場合には、通信サービスのデータの場所とあわせてご検討ください。