Azure Functions の古いランタイム バージョンに対する潜在的な破壊的変更(2025年10月)

はじめにお世話になっております。App Service サポート担当の仲野です。いつも Azure Functions(関数アプリ)をご利用いただき誠にありがとうございます。 本記事は Potential breaking change for older versions (October 2025) にてアナウンスされた内容の日本語抄訳です。最新情報につきましてはリンク先の Github の Issue をご確認ください。 2025 年 10 月に Azure Functions のプラットフォームのアップデートが予定されています。それに伴い、マイナー ランタイム バージョンに固定されている Azure Functions が正常に動作しなくなる潜在リスクがあります。 以下に当該アップデートにより潜在的なリスクが存在するバージョンと対策について解説します。 影響を受ける可能性のあるバー...

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Azure Functions .NET Isolated(分離ワーカー)モデルで Dependency の一部のログをフィルタリングして Application Insights に送信する方法

お世話になっております。App Service サポート担当の山村です。いつも Azure Functions(関数アプリ)をご利用いただき誠にありがとうございます。 Azure Functions を使用してサーバーレスアプリケーションを開発・運用する際、アプリケーションや実行状況のログ監視は非常に重要です。Azure Functions では Application Insights と統合することでこれらの監視が可能です。 本ブログでは、Azure Functions の .NET Isolated (分離ワーカー) モデルにおいて Language Worker → Application Insights のログ送信パイプラインをご利用いただいている場合に、Application Insights への 依存関係(Dependency)ログの送信について、特定の type (H...

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Azure App Service の計画メンテナンス通知の改善

本記事は 2025 年 4 月 29 日に公開されました Routine Planned Maintenance Notifications Improvements for App Service の日本語訳です。 2025年4月現在、App Serviceの定期メンテナンス通知に関して大幅な改善を発表できることを嬉しく思います。 最近の改善点App Serviceのお客様体験を向上させるため、メンテナンス通知システムに重要な改善を行いました。この更新は、2022年3月に発表された内容 Routine Planned Maintenance Notifications for Azure App Service - Azure App Service (日本語訳 Azure App Service の計画メンテナンスの事前通知 - Japan PaaS Support Team Blog...

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Azure Functions .NET Isolated(分離ワーカー)モデルで Application Insights を利用する際の注意点

お世話になっております。App Service サポート担当の山村です。いつも Azure Functions(関数アプリ)をご利用いただきましてありがとうございます。 Azure Functions を使用してサーバーレスアプリケーションを開発・運用する際、アプリケーションや実行状況のログの監視は非常に重要です。Azure Functions では Application Insights と統合することで、これらの監視が可能です。 本ブログでは、.NET Isolated(分離ワーカー)モデルを例に、Language Worker → Functions Host → Application Insights と Language Worker → Application Insights の 2 種類のログ送信パイプラインの設定方法と注意点、ログ出力結果の違いについて解説します。 A...

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AI Search アナライザーのトークナイズと正規表現による検索の動作について

こんにちは、PaaS Developer チームの陳です。 AI Search インデックスを作成する際に、選択したアナライザーでドキュメントがどのようにトークナイズされるのかを確認する方法、および正規表現を使用したクエリで検索を行う際の注意点について例を交えて解説します。 以下のように日本語ドキュメントをクエリで検索したいが、フィルターがうまくかからず期待された結果が返ってこない、なぜですか? ※フィールドにはデフォルトの standard.lucene アナライザーを使用しています。 1"filter": "not search.ismatch('/.* 階層 .*/','field_1,field_2','full','any')" 回答まず、上記のクエリは正規表...

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Azure サービスをバックアップする一般的な考え方

こんにちは、PaaS Developer チームの陳です。 今回は、Azureサービスをバックアップする、IaC観点でサービスを管理する際のベストプライスを紹介します。 Azure リソースの設定のバックアップを取る方法がありますか? 障害等で Azure リソース自体のリストア方法があるか? 回答Azure リソースのバックアップを考える際に、Azure リソースの設定自体をバックアップするのか、それとも Azure リソースに保存されているデータのバックアップをするのかを分けて考える必要があります。 データのバックアップの場合は、ローカルで保存するなどではなく、サービスのパックアップ機能を使用します。 例:ストレージアカウントのデータバックアップには、冗長性を構成することで、保存機器レベル、またはデータセンターレベルの障害、災害からデータを保護できます。Azure ストレージのディザス...

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BLOB のコンテナーレベルでのアクセス制御

特定の人に対して、BLOB ストレージアカウントの特定のコンテナーにだけ読み書きできるようにしたいのですが、どうすればいいですか。できれば、アクセス許可を与えたコンテナー以外にどのようなコンテナーがあるか、ということも見えないようにしたい。 解説前提例としてはシンプルにストレージアカウント内に二つの BLOB コンテナー (con1、con2) があり、con1 配下にある BLOB に対してだけ読み書きできる、という前提にします。 回答こちらは以下の資料が参考になります。 BLOB データにアクセスするための Azure ロールを割り当てる この資料にあるように結論としては、以下を割り当てます。 ストレージアカウントレベルでの 閲覧者ロール コンテナーレベルでのストレージ BLOB データ共同作成者などのデータ アクセス ロール それぞれ、ロールの割り当てで探すと以下のように出...

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Azure Functions トリガー・バインディング シリーズ - BLOB トリガー

BLOB トリガーは、指定された BLOB からファイルを取得し実行される関数です。 BLOB トリガーは、従来のクラシックな BLOB トリガーと Event Grid を用いた BLOB トリガーの 2 種類が利用可能です。前者のクラシックな BLOB トリガーの場合には、ストレージ アカウントの診断設定ログを用いて更新の有無を確認することで BLOB の更新または新規作成を検知し(削除は検知されません)、トリガーの実行を行います。後者の Event Grid を用いた BLOB トリガーの場合には、ストレージ アカウントの変更を Event Grid にて検知しトリガーの実行契機が Event Grid から Azure Functions へ発出されます。どちらのトリガーを利用いただいても BLOB 以外にキューが利用されており、実際に BLOB ファイルを処理する前に一度実行契機...

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Azure Functions トリガー・バインディング シリーズ - IoT Hub トリガー

IoT Hub トリガーは、指定された IoT Hub からイベントを取得し実行される関数です。 IoT Hub トリガーは、IoT Hub の Event Hubs 互換エンドポイントを利用してトリガーされ、内部動作は Event Hubs トリガーと同一となります。そのため、詳細についてはこちらを参照ください。 参考ドキュメントAzure Functions(関数アプリ)の内部アーキテクチャ概要や関連する用語について Azure Functions の Azure IoT Hub バインド 2025 年 02 月 26 日時点の内容となります。本記事の内容は予告なく変更される場合がございますので予めご了承ください。 ...

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Azure Functions トリガー・バインディング シリーズ - Queue トリガー

Queue トリガーは、指定されたキューからメッセージを取得し実行される関数です。キューに格納されたメッセージをロックし、処理が成功した場合にはメッセージを削除し、失敗した場合にはメッセージが Queue に戻されます。しかし、Queue メッセージにロック機構はないため、代わりにメッセージごとに可視と不可視の状態を切り替えることで実質的なロックを実現しています。詳細な動作イメージはこちらに紹介がございます。 作成手順Queue トリガーの作成方法はチュートリアルで紹介されているテンプレートをご利用ください。チュートリアルでは HTTP トリガーを利用しておりますが、同画面にて Queue トリガーを選択いただくことができます。 また、処理先の Queue 名を、アプリケーション設定に外だしすることができます。C# の例ですが、QueueTrigger の引数で Queue 名を % 括...

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